別府の貸間で地獄蒸し!地元スーパーで丸鶏ゲットで若鶏丸蒸し。
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別府の貸間で地獄蒸しをするのは2回目。以前来たときは15年以上前で、2泊ぐらいしかしなかった。
だから野菜とかちょっとした肉とかを蒸したことしか記憶にありません。
今回は、最初から割と長逗留でのんびりすることを計画してたので、最初からいろいろ持ってきました。
鶏は絶対に蒸そう!と思っていたので、持ってきたのはよだれ鶏のタレ。
横浜中華街で売っているこのタレは中国からの輸入品で、花椒の香りもきつく、辛さもなかなかです。
辛いのが苦手な人には不向きですが、私は結構好き。
辛いのが無理な方は、S&Bからよだれ鶏のスパイスミックスが売っているので、それを使ってみて。
丸鶏を地獄蒸し~。観光客向けに若鶏の丸鶏が近所のスーパーに売ってます。
その前に少し地獄蒸しようの台所をご紹介いたしましょう。
今回宿泊したのは貸間陽光荘。この陽光荘の周辺には貸間がいっぱいあります。
貸間というのは名前の通りで、温泉でのんびり湯治をする人向けに部屋貸しをしている宿です。
ご飯などは出ないので、自分で調理したり、その辺の食堂で食べたりすることになる。
でも私はもちろん、地獄蒸しです。今回は大物に挑戦するわけです。
近所のスーパーで購入した若鶏の丸鶏。
少し小ぶりなので、食べ盛りのお子さんがいる家族だと足りないと思います。
大人二人で半分ずつ食べるのもありですが、ほかのものが食べられなくなるので、半分くらいかな~。
内臓類は抜いてあるものをまるごと売ってます。
おなかに餅米詰めても絶対においしいと思う。鶏のうまみと脂を吸い込むだろな~。
地獄蒸しができることを売りにしている貸間では蒸し料理用の調理器具は無料で貸してくれます。
丸鶏を作るために使ったのはざるのみです。
塩こしょうをまんべんなくすり込んだ丸鶏をざるに乗せて、地獄釜にえい!っと投入!
丸鶏をまるごと蒸し上げるには1時間ほどかかります。テレビでものんびりと見ながら待ちましょう。
調理をしている最中には「調理中」の札を釜の蓋の上にのせるのがこの宿のお約束。
そうでないと、ほかのお客さんが蓋を取っちゃって、せっかくの蒸気が逃げてしまいます。
気をつけてくださいね。
蒸し上がった丸鶏がこちらです。蒸し鶏のざるを入れて45分くらいたったところで野菜を投入したので、ざるの上に野菜ものってます。
この野菜、なすも入れたので鶏になすの紫が移ってしまいましたよ。
はい。地獄蒸しの丸鶏です。一緒に卵も蒸したので、ゆで卵ならぬ蒸し卵ぞえ。
そして、これによだれ鶏のたれを付けながらいただきます。これがうまーいのです。
別府にあるカトレア醤油とトキワデパートの産直市場で仕入れたカラマンシ。
カトレア醤油ではかぼす醤油も買ったので、蒸し料理にこういうのも合うのですよ。
ゆず胡椒ならぬかぼすこしょうもありますぞ。
無理丸鶏は半分残して薬膳スープに!あっさり味の薬膳でーす。
蒸し丸鶏を全部食べきるのは不可能だったので、半分残して、翌日の薬膳スープにしました。
この鍋は台湾の蒸し鍋用の燉盅という鍋です。日本のMUJIで買いました。
それをネットで取り寄せて買った中華の蒸しスープ用の容器を宅配便で送っておりましたので、
この蓋付き容器に野菜と薬膳、鶏肉を詰めて薬膳スープを作ります。
薬膳用の蒸し鍋に具をぎゅうぎゅうに詰めました。その後、お湯の釜からお湯を注いでスープにいたします。
蓋をして、ざるにのせたら地獄がまへ。小一時間ほどじっくりを蒸して参ります。
できたスープがこちらです。味付けもあっさりとしたおいしいスープができました。
家から持参した干し椎茸もうまみに使いましたが、ここは大分なので地元でどんこを買うのもあり!安いからね!
というわけで、お店で丸鶏頼んだら何千円もしそうですが、1000円の若鶏でずいぶん楽しめました。
一人旅でも二泊以上するなら、食べきれると思うのでチャレンジしてみてください。楽しいっす。
泊まったのは:入湯貸間 陽光荘
鉄輪にある貸間専門の宿の一つ。部屋の中庭?の場所に1階、1階とそれぞれ地獄蒸し用の釜が設置されていて、地獄蒸しを楽しめます。
近くに大型のスーパーがあるし、目の前の商店で食材を組み合わせた地獄蒸し用の食材も扱っているので、食材調達には困りません。
是非、地獄蒸し試してみて。