北海道知床のウトロ温泉。料理が美味な民宿たんぽぽ。温泉も入り放題だよ。
コロナ禍でマイルの期限を延長できたのでずるずる延長していたものの、とうとう有効期限が2024年の3月末となり、急いでマイルでチケットを出したのが、今回の道東。
道東はだいぶ前に釧路とか厚岸とか行ったことは憶えているんだけど、何をしたかが全く記憶にない状態で(バスの中からタンチョウみたな~くらい)、ほぼ初めてに近い感覚でした。
世界自然遺産となる知床ですが、知床も初でして、温泉があったなんて知らなかった。
大自然、おいしい海産物、温泉が楽しめる、旅行先としてはとてもおすすめです。
GWはタイミングによってはサクラも咲いてます。
知床は大きな温泉ホテルもたくさんありますが、今回は料理自慢の民宿に宿泊。
外観は古めに見えますが、内部は今時の設備がちゃーんと入っていて快適に過ごせる。
料理は丁寧でおいしい。3泊、とってものんびり滞在させていただきました。
温泉民宿たんぽぽのお部屋とお風呂をご紹介
たんぽぽで宿泊したお部屋です。細長い形ですが、7畳~8畳くらいの広さがあるでしょうか。奥に小さなテーブルがありますが、滞在中ずっとこの定位置で台として使っていました。
テレビはあったのですが、時間帯によっては電波が乱れてあまり見れないときがあったので、持参していたPCからネット経由でテレビみたりしていました。今時はTVERやNHK Plusでリアルタイムでテレビも見れるので見たい番組があるときは助かりますね。
HDMIケーブルを持参し忘れたので、畳にノートパソコンおいて、ゴロゴロ転がりながらテレビ番組や配信番組見てた。家政婦のミタを初めて見ちゃったよ。(Tverでやってた。)
次回は旅の荷物にHDMIケーブルを忘れずに入れておこうとおもう。
たんぽぽさんの温泉は別棟になっております。
お風呂は建物の外に木造の小屋がありまして、こちらが温泉となっております。
二つに分かれた家族風呂方式で、入るときは鍵をかけて入る。左も右もお風呂の大きさはおんなじ。
GWはお部屋が満室ではなくて、我々の宿泊期間で多かった日でも5組くらいだったかな。
それぞれ行動時間が違ったので、お風呂がかち合うこともほとんどなかったです。
お風呂はこんな感じです。4人は入れるくらいの大きさ。お風呂は家族4人で入っても余裕な広さですが、脱衣所が狭いです。特に左側の脱衣所はスペースが狭いのでご留意を。
お風呂は少し色が濁っていて、塩味があります。ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉です。
飲泉ではないですが、顔を洗った時とかちょっとなめちゃうですし。(飲泉の許可はいただいていません!と張り紙がしてあったので、飲むなということでしょう。)
GWの知床は昼夜の寒暖の差も大きく、夜間に5度未満の気温にまで下がる日もあり、そんなときは朝の温泉の湯温がぬるくなっている場合もありました。お風呂としては入れない温度ではいれない温度ではないんだけど、洗い場が寒いので暖まった感じがしない。真冬はもしかしたら適温まで加温するのかな?
知床の魚介や野菜がメインのご馳走がずらり
素泊まりも可能ですが、食事付きのプランの場合、地元の新鮮な魚介類や野菜、旬の素材で手作りされた料理が提供されます。3泊したので、毎日ご馳走食べ続けて、ぷくぷくですよ。ぷくぷく。
何がびっくりしたって、2泊目のときの夕食です。その日に到着されたお客さんのテーブルを見ると、前日の夜に私が食べたのと同じメニューが並んでいるんです。
つまり、1泊目の夕食はその季節に最もお客さんに提供したい自慢の献立で組み合わせてあったんじゃないかな。一泊しかしない人は1回しか夕食食べないからね。
連泊の人向けに別の料理を準備しないといけないから手間がかかるよね~。
ご主人元々料理人だったのかな?飲食店とかであればいろんな料理作るの当たり前かもしれないけど、それほど大きな宿ではないのに、違う食事を作り分けるのって、料理がよっぽど好きか、おもてなしが好きか、どっちでしょうかね。私は絶対めんどくさくて無理だー。
一泊目の夕食は、カルパッチョ、エゾジカのロースト、金目の岩塩焼き、刺身3品(真ん中はたこ)、かすべの天ぷら、いくらの醤油漬け、ご飯と味噌汁。
翌朝の朝食は鶏ハム、鮭の塩焼き、たこの煮付け、筋子、味噌汁ですかね。
二日目の夕食と朝食がこんな感じ。じゃこのサラダに刺身3品、いくら、サクラマスの朴葉焼き、海老、鮭フレーク、ポテトグラタン。揚げ物がなくなって焼き物が3品って感じ。
朝食は汁物は、知床野菜のポトフです。ちょっとパンで食べたくなったね~。ま、他はご飯のおかずですけども。
3日目の夕食はサクラマスのカマ焼き、かすべの煮付け、海老の鬼殻焼き、カルパッチョ(魚忘れた)、刺身が帆立とイカと海老。いくらの醤油漬け。
朝食は湯豆腐になりました。だんだんと軽くなっている気がしたりしなかったり。
一般的な宿の朝食にある定番メニュー、例えば、納豆、味付けのり、漬物や梅干し、生卵または温泉卵、みたいなものが一切出なかったのが印象的です。
なんとなくですが、知床ってクマがいるから、養鶏とかしづらそうよね。
知床鶏というブランド鶏もあるし(鶏ハムが多分それ)、養鶏場はあるのでしょうけど。
それと季節的なものももちろんあると思いますが、野菜はやっぱり少ないよね。
というより海辺の町の食事あるあるというか、とにかく魚介が多いよね。
写真は撮ってませんが、最後にごはんと汁物(味噌汁だったり、潮汁だったり)がつくので、ほんと毎日たくさん食べてました。
ちょっと残念だったのは、お酒の種類かな。地元のお酒が少ないからね。
そういう意味では広い意味で地元ということで北海道のお酒をそろえているんだけど、トカップだけ輸入ワインを詰めてるので、これが道産ワインだったらよいですよね。
というか、池田で売ってる町民限定ワイン(ロゼ)をあちこちで見たけど、あれって池田町でしか買えないと思っていたので、それもちょっと驚いた。
このお宿は素泊まりも、夕食だけ付けたり、朝食だけ付けたりもできますので、
みなさん観光プランに合わせて臨機応変にお願いしているみたいです。
今回、知床では、海が荒れてて観光船乗れなかったし、またいつか戻ってきたいです。
知床温泉民宿たんぽぽ
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川245番地
電話:0152-24-2298
URL:https://shiretoko-yado.com/
楽天:楽天トラベルで予約
知床バスターミナルから徒歩で15分ほどの高台にあり、荷物が多い方、足腰が弱い方はあるくのはちょっとしんどいかも。(送迎してもらえます。)
地元の旬の食材を使った料理と温泉が自慢のお宿で、自分の自宅のようにすきかってに過ごせるところが楽ちん。・・・と思ったら、宿のご主人も奥様も元々旅人だったというから納得です。
ボンズホーム (BON’S HOME)で小休止
知床滞在中は毎日たんぽぽさんのご馳走食べてたので、昼食はセブンイレブンのおにぎりをかじったりと軽めだったんだけど(なぜセブンかというと、セコマが9時オープンで開いてなかった)、2日目の昼食は、バスターミナル近くのカフェボンズホームさんで、越冬ジャガイモを使った料理とお菓子とワインという、いい感じの軽食をいただきました。
この日は海が荒れてて観光船が出なかったので、オシンコシンの滝までバスで行って、滝からウトロまで歩いて朝食を頑張って消化させて、その上でいただいたのがこちら。越冬ジャガイモを使ったチーズ焼きです。ジャガイモ1個分くらい?
他にもグラタンとかカレーとか軽食メニューがありますが、全体的に量が少なめです。
がっつり食べたい人はラーメンやとか海鮮丼のお店に並んでおられましたが、たんぽぽでがっつり食べる身としては、カフェの軽食の量が適量でした。ま、バターとかたっぷり使われてるからカロリーは結構ありますけどね。スコーンとかスイートポテトも食べたし。(※一人ではありません。)
ボンズホーム (BON’S HOME)
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東217
電話:01522-4-2271
ウトロバスターミナルから徒歩1分の場所にあるカフェであり小さな民宿(男女別ドミトリー)。
越冬ジャガイモを使った料理やお菓子が食べられます。
海鮮が食べられるお店に比べると比較的お昼時でも入りやすいですが、育ち盛りの男の子とかには物足りない量ですね。お茶とケーキでカフェ利用もゆったりできておすすめです。