地元食材の湯治メニューがうれしい。見市温泉旅館。
北海道の八雲の大自然に囲まれた見市温泉旅館は明治初年から営業している源泉かけ流しの湯治宿です。八雲の名産品であるアワビを使った食事などをリクエストもできますが、湯治宿としてのスタンスもきちんとしていて、自炊はできませんが、逆に湯治に専念できるおいしくて適度な量の食事を提供してくれる湯治プランがうれしい。湯治プラン1泊3食付きで5,500円と破格で、大自然の空気を浴びながらのんびりと温泉三昧で過ごせます。
JR北海道の函館本線で函館から1時間ほどで最寄りの八雲駅に着きます。
最寄りといっても八雲駅は函館半島の東側にあり、そこから西側の山の中へ入っていったところです。
八雲駅からバスがでていますし、たいていのお客さんはレンタカーを利用することになると思いますが、なんと湯治プランでの予約であればお迎えに来て頂けます。これは大変ありがたいです。
特に雪深い冬に訪れる場合、雪道の運転が慣れない身にはレンタカーは怖いものです。
慣れた地元の方の運転に任せた方が絶対安心。
雪のない季節なら北海道ドライブやツーリングのついでに立ち寄るのも楽しいですね。
ちなみに札幌からだと八雲駅まで2時間20分かかります。
函館を拠点にした方が便利ですよ。
見市温泉旅館を予約する
見市温泉旅館 (北海道)(じゃらん)- 見市温泉旅館(公式サイト)
見市温泉旅館の食事
湯治プランで出して頂いた食事です。記憶が定かではなかったのですが、2泊したようです。
地元の食材で作られたおかずが1汁3菜。どれもおいしそう!
イカ刺しがでたときは「おお、さすがは函館に近い!」と思わず膝を打ったものです。
ちなみに普通の旅館ご飯と違って、湯治目的なので、のんびり宿に滞在する前提で、1泊2食ではなくて3食なのです。
だから中日の昼ご飯はおうどんいただきました。
普通は食堂で頂くのですが、部屋でだらだらしていたら女将さんが部屋に持ってきてくれた。上げ膳据え膳とはこのことだ。(でも恥ずかしかったです。ホントにごろごろ寝てたから。)
山の中の宿でお買い物などはできませんので、おやつとかつまみが必要だったら函館で用立てておきましょう。
道中の楽しみといえば!やっぱり「森のいかめし!」
函館から八雲までローカル線で一直線してもよいのですが、やっぱり函館本線と言ったら森駅のいかめしでしょう!
時刻表とにらめっこしてしっかり途中下車しましたよ!
次の列車の時間を確認して森駅周辺をぐるりと散歩した後、駅のコンビニでイカめしを購入。やっぱり駅弁は電車で食べた方がうまいから。
函館ではいか三昧。いか刺しにいかの握りにげそ天にイカのスミ煮
見市温泉へは函館を出入り口にしたため、函館ではやっぱりイカを食べまくりました。その辺の居酒屋でも回転寿司でもかなり新鮮でおいしい。朝どれ(夜どれ?)のぷりぷりで透明のイカが出てきます。これ食べたらスーパーのイカ刺しとか買えませんね。
函館はいろいろ他にもあるけど、少なくともイカは絶対に食べとかないとだめ!
おまけ:北海道のワンカップとイカスミいりソーセージでお名残惜しく
帰りの飛行機内ではイカスミいりソーセージとワンカップでお名残惜しく一杯やっていた。最後までイカですか。
ちなみに洋食とかバーガーとかも食べてますが、インパクトはいかに比べたらたいしたことないので未掲載です。そういう観光案内は他のサイトにお任せということで。