山梨県 増富温泉 不老閣で天然ラジウム岩風呂。湯温が低いので季節に注意!

山梨県 増富温泉 天然岩風呂の宿 不老閣の外観
冷風扇
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山梨県北杜市の増富温泉は戦国武将の武田信玄が負傷兵を治療させた〝信玄の隠し湯〟とも言われます。天然のラジウム温泉です。

温泉がウランやトリウムなどが含まれた岩盤から湧くと、成分が温泉水の中に溶解するため、これらの放射性ガスを体内に取り込むことで、体の免疫力や自然治癒力を向上するというもの。

東日本で有名なのは秋田の玉川温泉ですが、もっと近いところにもあったのか。という感じ。
玉川温泉に行ったときもそうでしたが、持病を持っておられ定期的に通われている方もいらっしゃるよう。

増富温泉は長野県境に近い標高約1000メートルの山間にあり、5月末だというのに涼しく、朝夕の岩風呂は冷たくて入るのに少々勇気が必要。

秘湯といってもいいかなというくらい、静かなところでした。

森と川に囲まれた静かなお宿でのんびりと

5つのラジウム温泉にじっくり楽しむ

不老閣の岩風呂

増富温泉はJR中央線韮崎駅から路線バスで1時間ほど。5件の宿が川に沿って転々と並ぶ静かな温泉地。
私が訪れたのは、不老閣。3代目社長は鍼灸師および温泉利用指導者、女将さんは温泉療養士でもある。宿から5分ほど山を登った場所にある岩風呂は、宿泊者だけが入れたのだが、現在は日帰り客も受けれているとのこと。

山梨県 増富温泉 不老閣の外観の岩風呂に向かう
山梨県 増富温泉 不老閣の外観の岩風呂に向かう

岩風呂は大人3人がギリギリ入れる位の大きさで、おまけに男女入れ替え制なので、一人でのんびり入るというわけにもいかないのがちょっと難で、知らない人としゃべりもせずにお風呂に浸かるのがはばかられるといいますか、その空気がちょっと慣れないかもしれない。

また、湯温が低いので、岩風呂の前後に上がり湯に入って体を温めるのですが、上がり湯の使い方で迷っていると、「こうやって入るのよ」と声をかけてくれる人がいたりして、裸の付き合いが始まる感じ。今、インバウンド、インバウンドと言われるけど、ここの岩風呂は外国人には無理だろな~と思ったりした。

山梨県 増富温泉 不老閣の外観の岩風呂の入口
山梨県 増富温泉 不老閣の外観の岩風呂の入口
山梨県 増富温泉 不老閣の外観の岩風呂の脱衣所
山梨県 増富温泉 不老閣の外観の岩風呂の脱衣所

不老閣の食事は体に優しい湯治メシ。量がちょうど良い。

山梨県 増富温泉 不老閣の夕食
山梨県 増富温泉 不老閣の夕食

旅館のご飯というと懐石料理がでることが多いですが、不老閣は量もほどよいバランスの取れた和食のご飯で、体に優しい手料理が並びました。
写真には写っておりませんが、右側に小鍋がありまして、後はご飯と汁物も当然つきます。

そうよね、このくらいで充分なのよね。といつもの食べ過ぎを反省しちゃうわ。

ご飯は確か五穀米と白米を選べたのではなかったかな。(下の朝食の写真見て!)

山梨県 増富温泉 不老閣の朝ご飯
山梨県 増富温泉 不老閣の朝ご飯

そして、朝食です。品数で言うと夕食ともそれほど変わりないような・・・。
いかにも健康に良さそうで、タンパク質も炭水化物も充分。野菜もたっぷりでうれしい。

もちろん岩風呂以外のお風呂にも入りましたけど、カメラを持ち込まなかったので(持ち込めないとも言いますが)、写真は残っておりません。

内湯の方が湯温が高いですが、ぬるめなので入ろうと思えば1時間でも2時間でも入れます。
ここの温泉は冬はちょっと・・・かも。岩風呂楽しめませんし。

関東・甲信越で温泉療養したい方にオススメの静かなところです。
豪華な料理やお土産などのお買い物を望む方はがっかりするかもしれないので、
そういう方は石和温泉とかに行く方がよいかと。

おまけのグルメ

増富温泉の前後に立ち寄った美味しいお店

ジェラート屋mucu

山梨県井筒屋醤油とお隣のジェラート屋
山梨県井筒屋醤油とお隣のジェラート屋
山梨県井筒屋醤油お隣のジェラート屋のジェラート
山梨県井筒屋醤油お隣のジェラート屋のジェラート

韮崎駅から徒歩15分ほど。韮崎市本町にあるジェラート屋さん。

お隣の醤油やさんと建物が続いているので系列店?お味噌ジェラートが変わり種。

営業日が限定的なので空いてたらラッキーです。行く前にお店のインスタをチェックしてみてください。

住所:山梨県韮崎市本町2-9-27

営業時間:12:00~17:00(木・金・土営業)

井筒屋醤油のお隣にあり、井筒屋の味噌や無農薬ハーブなど。季節によって変わります。

勝沼ぶどう寺大善寺

勝沼ぶどう寺大善寺
勝沼ぶどう寺大善寺
勝沼ぶどう寺大善寺のワイン
勝沼ぶどう寺大善寺のワイン

韮崎の帰りに勝沼で途中下車。
バスやタクシーで有名なワイナリーに向かうのが一般的ですが、1時間程歩いて大善寺までお参りしてきました。(往復歩きなので2時間です。)
甲州ぶどうの発祥の地で、お守りにもぶどうがついていてかわいい。

参拝の後、ワインを一杯戴きました。
勝沼のワインやぶどうジュースはボトルのお土産もあります。

住所:山梨県甲州市勝沼町勝沼3559

参拝時間:9:00~16:00(夏期~16:30)

拝観料:500円、その他:お抹茶(500円)、グラスワイン、ぶどうジュース(300円)

甲州来たらやっぱり馬。駅前の銀月でほうとうと馬刺し

勝沼ぶどう郷駅の銀月外観
勝沼ぶどう郷駅の銀月外観
勝沼ぶどう郷駅の銀月で食べた馬刺し
勝沼ぶどう郷駅の銀月で食べた馬刺し

勝沼ぶどう郷の駅前にある食堂。
勝沼は基本的にぶどう畑なので、食事を出来るお店がとても少ないです。

お母さんが一人で切り盛りしている駅前にある小さな食堂に入りました。

手作りのほうとうも馬刺しも美味しかった。
ここで今回の甲州旅は締めくくり。
地元の美味しいものを堪能できて良い旅でした。

住所:山梨県甲州市勝沼町菱山2609

営業時間:11:00~22:00(木曜定休)

駅前にある食堂。馬刺しもほうとうも美味しかったです。

勝沼ぶどう郷駅の銀月で食べたほうとう
勝沼ぶどう郷駅の銀月で食べたほうとう
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