横川温泉千代田屋旅館の離れに泊まる。自炊で湯治だよ。
横川温泉は、下田から松崎へと抜ける県道下田松崎線沿いに湧出する温泉。
下田駅からバスで20分ほど内陸に入った場所にある一軒宿が「千代田屋旅館」です。
婆裟羅山麓の稲生沢川沿いにあり、窓の外には稲生沢川、その向こうに田畑と、のどかな山里の雰囲気に囲まれています。宿に着くと、看板ネコのさくらちゃんと、山羊のユメとモカがお出迎え。周りにお店などが何もないので、日常から離れてデジタルデトックスをするのにもオススメ。(まあ、テレビはもちろんありますし、ケータイの電波も通じますけども。)
千代田屋旅館離れのお部屋を紹介
千代田屋旅館は本館に和室7部屋の他、川沿いに離れがあり、離れは、1階、2階にそれぞれ台所、トイレが備え付けられており、自炊しながら長逗留できる作りになっています。
上の写真の山羊小屋の奥の2階建ての建屋が「離れ」です。(右手はお風呂の棟。)
今回はこの離れの1階を3泊使わせていただきました。もっと滞在したかったけど予約で埋まっていたの。基本、完全放置状態だったので、気兼ねなく過ごせてとても開放的でした。
離れの1階は、部屋が3部屋。家族で気兼ねなく使えます。
離れの1階は、6畳の和室が2部屋、洋室が1部屋あります。それに台所とトイレ付き。
洋室の方がテレビが大きいからか、宿の女将さんには「なんだったら布団をこっちに引きずってきて、こちらに寝てもいいですよ。」と言われましたが、ほとんど和室にゴロゴロしていました。
和室は雨戸を閉めると真っ暗なので、洋室で寝ている方が朝日と共に起きて健康的かもしれません。(たぶん夏は暑いと思う。洋室は東側になります。)
ちなみに朝は山羊のユメとモカのご飯タイムなので、窓の外でもしゃもしゃと草を食んでる山羊を見ることができます。
お風呂は別棟。本館と渡りで繋がる専用棟で24時間掛け流し。
本館のお部屋にも離れにもお風呂はついていません。お風呂は温泉が引いてあり、源泉掛け流しで24時間入れます。離れに宿泊していると一度外にでないといけないので、雨が降ったらおっくうかもしれませんが、5月の温かい時期だったので、逆にお風呂上がりに川を眺めながら涼んだりできて、全く苦になりません。
離れからは渡り廊下に繋ぐ坂道を登ることで、本館を通らずにお風呂棟に行けます。
お部屋に備え付けの草履を履いて、こちらまでテクテク。30秒ってところ?
大きな温泉旅館だとお風呂までかなり歩いたりしますから、全然楽です。
お風呂は二つあります。男湯、女湯という区分けではなく、基本貸し切りです。
宿泊客が多くなかったので、大体いつも空いていて、手前の方に入ってました。
脱衣場の前に洗面所があって、ここにドライヤーが備え付けてあります。
(部屋にはないので、髪を乾かすときはここで。)
私が朝に、昼に、夕に入っていたのはこちらのお風呂。手前側のお風呂です。
シャンプー、コンデシショナー、ボディーソープなどは一通り揃っているので、肌が弱いとかこだわりがなければ、備え付けのものを使うことができます。
また、湯治宿だと、基本的に部屋代に備品を足す度に料金が加算していくシステムが多いのですが、千代田屋旅館さんは、素泊まりでも一通りの宿泊道具は揃っているので、浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシなどは、お部屋に備えてありますので、その辺りもご安心を。
台所用品も備え付けてありますが、一応、台所で使うためのタオルとか持って行きました。
(これも最低限のものはあるので、これまたいろいろこだわらなければ不要。)
台所の写真撮るのをわすれてしまったんですけど、湯治宿っていうより民家だと思ってもらえればよいと思います。冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロ(2つ口)、炊飯器、鍋、フライパン、食器等々、全てひととおりそろっておりますので、持って来るのは食材だけかな。
※ここは周りに食堂もお店もないので気をつけてください。
離れで食事付きプランにできるかどうかはわかりません。
というわけで、また次回、千代田屋旅館で作った物とか紹介しますね。
下田っていえばやっぱり、魚でしょ。っていうか、いろいろあって毎日魚三昧だった~。
千代田屋旅館
住所:静岡県下田市横川781
電話:0558-28-0013
千代田屋旅館の予約は、直接宿にお電話するかじゃらんから予約してください。
じゃらんからは本館の部屋貸ししか予約できないので離れの宿泊はお問い合わせを!