念願叶ってようやく行けた!後生掛温泉ってどんなとこ?!
後生掛温泉八幡平の秋田県側中腹に湧く温泉。泉質は酸性単純硫黄泉で、「馬で来て下駄で帰る後生掛」といわれるほど効能が高い湯治場です。
八幡平スキー場にもほど近く、スキー客にも人気の一軒宿で、箱蒸し、自然の蒸気を利用したサウナ、打たせ湯、火山風呂(気泡浴)などもあり、さらに湯治部の一部は床がオンドルで、湯治宿でありながらもアミューズメント感覚で楽しめる施設になっています。
後生掛という名前の由来は江戸に遡ります。江戸時代1人の男性をめぐって、2人の女性が後生を掛けて湯沼に身を投げたという伝説に由来。源泉をオナメ(妾)の湯、モトメ(本妻)の湯と呼ぶのは、この伝説からだとか。
現在は、八幡平アスピーテライン沿いにあるため、秋田県八幡平市側、岩手県八幡平市側両方からアプローチできますが、冬は雪深くなるので、雪道の運転に慣れていない場合は、電車やバスで鹿角花輪まできて、宿の送迎バスを使う方が無難です。
後生掛温泉への行き方
後生掛温泉は山の上にあるので、最寄り駅が最寄りでないというのが正直なところ。
冬期はJR線の鹿角花輪まできて、宿の送迎バスで小一時間ほどかけて山を登ります。
5月の連休辺りから10月頃までは雪がなく、路線バスが走っています。この期間であれば、田沢湖駅からバスで来ることもできます。
自家用車で来るなら秋田側、岩手側のどちらからも上ってくることもできますが、冬は相当雪深いので雪道に慣れてない場合はやめた方がよいです。より注意が必要です。
ちなみに盛岡から鹿角花輪まではJRの他にバスという選択肢もございます。
時間帯によってはバスの方が便利なので、利用してみてください。
電車の方が旅の風情がありますけどね。
路線バス
- 鹿角(花輪)から(冬期のみ):十和田八幡平アクセス
- 田沢湖方面から(冬期以外):羽後交通
- 岩手方面から:岩手県北バス(八幡平頂上で羽後交通に乗り換え)
後生掛温泉に泊まる
後生掛温泉は八幡平アスピーテラインの中腹にある一軒宿です。
それもアスピーテラインからは少し南に入った山の中にあります。
自然に囲まれた素晴らしい立地で、春には山菜採りなども楽しめます。
ゴールデンウィーク頃から雪が降るまでの間はハイキングや山歩きも醍醐味の一つ。
冬は雪にどっぷり埋もれるので、宿にこもってただひたすらのんびりもアリ。
もちろん、近くの八幡平スキー場でスキー三昧の人もおられます。
旅館部と湯治部に分かれますが、どちらもそれなりの規模なので、自分の旅のスタイルに合わせて部屋をチョイスしてみてください。
私は旅館部には泊まっていませんが、真冬の湯治部の雰囲気にははまりましたね~。
ほっとかれ感が好き。