夏油温泉ってどんなとこ?

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夏油温泉は古くは獄(岳)の場、後にアイヌ語の「グット・オ」(崖のあるところ)が転じて、
冬は豪雪のため利用できなくなるところから、「夏湯(げとう)」。
さらにお湯が夏の日差しでユラユラとゆれる様が油のように見えたことから
「湯」が「油」になったと言い伝えられています。

駒ヶ岳の西郷に位置し、冬の豪雪で周辺の道路が通行止めになるため、
春の雪解けから秋の降雪前にしか行くことができません。
全国の温泉ファンから「秘湯」と呼ばれ親しまれている一方で、
宿が山の上、露天温泉が坂を下った麓にあるため、足腰が弱い人にはキツイ。
宿泊客より日帰り観光客が多く、経営者泣かせの立地に感じる温泉地です。

夏油温泉の入口
夏油温泉:露天温泉。崖下にある
左:夏油温泉の入口、右:このように崖下にある。

夏油温泉への行き方

空の玄関口は花巻空港。そこから列車や路線バスでJR北上駅に移動します。
JR北上駅からは路線バスで65分。タクシーで50分と結構遠いのです。
宿泊先が「元湯夏油」の場合は、送迎バスも運行しておりますので利用するも便利。

車の場合は、東北自動車道の北上金ヶ崎もしくは北上江釣子ICから45分ほどです。

列車で来る場合にオススメなのが東北新幹線を一ノ関下車です。
一ノ関で名物ソースカツ丼を食べ、東北本線で平泉を観光し、北上から温泉に入る。
平泉が世界遺産になったことからこの辺りは注目エリアになりました。
食材は一ノ関の地元スーパーなどで調達すると地元食材が豊富で楽しいですよ。


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