三朝温泉・ゆのかで自炊で湯治。

三朝温泉ゆのかの全景
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湯治宿が充実しているのは冬が厳しい東北地方が主流で、西ではあまり見つけられません。
前回西日本で泊まった湯治宿は島根県の温泉津温泉。世界遺産の温泉町です。
温泉津で泊まった宿は古民家を改装した一棟貸しの宿で、温泉は外湯でした。
温泉は歩いてすぐの場所だったけど、冬場だったら行くのが面倒だっただろうな。
でもこの宿は超快適な滞在を楽しめて、またいつか行きたいし、人に超お勧めできます!!

温泉津温泉・恵珖寺宿坊・米子屋
温泉津温泉・恵珖寺宿坊・米子屋 で自炊で湯治。温泉街にある自炊ができる古民家に滞在。長期滞在したくなるほど快適!...

そして、思ってもみなかった場所で見つけたのが、今回泊まった三朝の湯治宿です。

10年くらい前、鳥取在住の友達の家に遊びに来た時、友達に三徳山投入堂と一緒に連れていってもらったのが三朝温泉。そのときは日帰りで立ち寄り湯に入りました。
三徳川沿いに大きなホテルがばーーんと並んだ山陰の一大温泉地という印象だったので、ここに湯治宿があるとは思わなかった。
このたび宿泊した「ゆのか」さん。ここ、すっごい居心地よかったです。

湯治et Cafe ゆのか:自炊設備が整った今風の湯治宿です。

三朝温泉 ゆのかの入口

三朝温泉 ゆのかの入口


三朝温泉の外れ。温泉南口のバス停から徒歩3分くらいの場所にある宿です。
かつて旅館として使われていた建物をリノベーションして作られた温泉療養施設で、今風の調理家電などがそろい、自分の家のように過ごせる快適な宿です。オープンは2015年。
部屋のタイプは2種類あり、トイレが共同の6~9畳の部屋とトイレ付きの10畳の部屋。
私は10畳の部屋を予約しました。

しかし10畳の部屋に広縁は3畳超えている。前室もたたきを含めると同じくらい。
さらにトイレや床の間、物入れ等含めて、18畳くらいはありそう。すっごい広い。

三朝温泉 ゆのかの部屋 10畳+広縁

三朝温泉 ゆのかの部屋 10畳+広縁


部屋に入ると手前にマットレスと羽布団でベッド上に寝床が準備されていて、このマットレスの下に電気毛布が敷いてありました。
部屋が広いので暖房もエアコンと石油ファンヒーターのダブルです。
ということは、鳥取の冬はやっぱり冷えるんですね~。(暖房費は別途払います。)

三朝温泉ゆのかの広縁も広い
ゆのかの2階の10畳の部屋
三朝温泉ゆのかの広縁
ゆのか2階の部屋の広縁。窓の外は雪景色

ゆのかの宿泊のお値段など。

三朝温泉ゆのかやまぶきの入口

三朝温泉ゆのか:やまぶきの入口と前室

部屋の広さ一人あたりの室料(税別)
6〜9畳4,950円(共同トイレ利用)
10畳6,050円(トイレ付き)
  • 入湯税150円
  • ツインの一人利用は倍額(9~10畳を一人使いは倍額かな。)
  • 休前日、繁忙期、年末・年始料金:プラス1,100円
  • 連泊割引:3泊目~5%割引、11泊目~10%割引、7泊以上は入湯税課税免除
  • 子供料金は寝具ありは大人と同額。寝具なしは小学生は半額、幼児以下無料。

支払いは現金のみですが、今回は鳥取の割引チケットを利用させてもらいました。
go toトラベルが再開したらそれも利用できそうですね。

ちなみに2021年12月現在、新型コロナウィルスの影響でカフェは休業中。
カフェが開いていたらお昼ご飯はカフェで食べることもできます。
(夜は外に食べに行くか、自分で準備しないとだめ。調理道具バッチリそろってます。)

冬期はかなり冷えるので、ふすまと障子を閉めると前室と広縁は冷蔵庫みたいになる。
だから、台所の冷蔵庫は冷蔵、冷凍品のみにして、野菜は前室を野菜室代わりにしてた。
そして、チョコレート菓子みたいな暖房に弱いものを広縁で保管~。
(訳あって、出がけに友人にチョコもらったの(笑))

一人旅なら6畳で十分ですが、全室ベッドタイプになるので広めが快適です。
10畳もあるとベッドがあっても充分に荷物だけでなく洗濯物まで広げられちゃう。
ちなみに洗濯機は無料で使えますが、洗剤は使う分だけ家から持って参りましょう。

三朝温泉ほのかの部屋の全室とトイレ

野菜室代わりに使っていた全室

湯治et cafeゆのか

住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝800−1
電話:0858-43-1950
メール:front@misasa-yunoka.com
URL:https://www.misasa-yunoka.com/

ゆのかの9畳の部屋の一人使い。

ゆのかの9畳の部屋の一人使い。空いてる部屋を覗かせてもらっちゃった。

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