鳥取発の無人餃子販売店「餃子の365日」を三朝で味わう。大山高原豚のうまみがじゅわ。
三朝温泉のゆのかに宿泊中に食べる食材を買うために倉吉の町を散策しました。
3件のスーパーをはしごして、3件目を見終えて帰る途上で目に入ったのがこのお店。
無人の餃子販売店「餃子の365日」です。
無人餃子店といえば「餃子の雪松」が有名です。
私は、未だに雪松に行ったことなくてこの業態ちょっと興味があったのです。
今回は旅先だったし、メニューを考えながら食材を購入していたため、
焼き餃子だけだったら買わなかったけど、水餃子があったので買っちゃった!
水餃子だったらいろいろとアレンジが効くからです。
そして、これがおいしかった!鳥取県産大山高原豚がとってもジューシーなのだ。
この無人販売所ブームはいつまで続きますかね~。
餃子の365日の倉吉打吹店で水餃子を購入。これが大当たりでした。
私が入った店舗は倉吉の打吹店で、エスマート打吹店に入っています。
スペース的には3畳くらいかな。
昔ここに銀行のATMでもあったんじゃないかなというくらいの広さです。
入口がスーパーとは完全に別になっていて、スーパーの店舗側からは入れません。
自動ドアを入ると正面右に餃子の冷凍庫。その左にタレの冷蔵庫があります。
そして、部屋の左壁に料金を入れる大きな箱が設置されており、ここにお金を入れる。
冷凍庫の両開きの扉を開けると右が冷凍焼き餃子の棚。左が水餃子です。
水餃子は1年限定で1680円が1000円と表記があり、つまりどっちも1000円です。
これ、1年後に正規の値段にされたとしても困りますよね。細かいお金準備できないし。
ホームページにも水餃子の案内は載ってないので、試験的に始めたのかもしれません。
タレも一応購入してみました。こちらは100円でした。
まずはオーソドックスに水餃子として食べました。
購入した水餃子がこちら。
なぜ台湾水餃子というのかというと、鳥取出身で台湾在住の点心師が
作った味だからで、大山高原豚と鳥取県産のキャベツを使って作られています。
沸騰したお湯に冷凍のままの餃子を入れて8分ゆでたらできあがりです。
そして、これができあがった水餃子です。急遽湯治宿でのお昼ご飯に採用!
水餃子なので皮がもちもちとして分厚く、主食として食べられるボリューム。
(というか、中華圏では餃子は主食なんですけどね。)
冷凍の段階でちょっと割れているものがあったので、肉汁がゆで汁に出てしまうか心配しましたが、肉汁がちゃんと皮の中に閉じ込められていて、噛むとジュワーッと口の中に広がる。
肉とキャベツのバランスもよい。ちょっとお肉が多めの餃子ですかね。
そのままでも食べられますが、100円で買った餃子のタレとも相性がいい。
どっちも味が濃すぎずけんかしない味です。
たぶん焼き餃子とは皮も餡も全然違うんじゃないかなと思います。
焼き餃子は今回は食べられませんが、次に鳥取で湯治するときには買ってみたい。
意表を突いておいしかったのは鍋の〆!スープにコクが出て馬鹿ウマ。
実はこの日の晩はおでんの準備をしておりました。
鳥取県産の練り物(例えば長いもかまぼこやちくわ)を買い込んであって、それに大根を入れておでんにしたのです。
そのおでん種をほぼ食べ、〆はうどんかご飯にするかという段になり水餃子にしたのですが、これがびっくりするくらいおいしかった。
あごだしのあっさりだしに練り物のコクが加わったおでん汁に
この水餃子を入れることで、だしの中に豚肉のうまみが溶け出したんですよ。
スープが全く違った味に変化してびっくり!です。
スープに豚のうまみが溶けて入るんだけど、餃子の味が抜ける訳でもなく。
大当たりの〆になりました。うどんだけでなくこういう〆もありか~。
いやはや旅先でおいしい郷土の味を堪能させていただきました。
餃子の365日のホームページを見ていると、今増殖している高級食パンのホームページと作りが全く一緒です。
コロナ過で売り上げが激減した飲食店舗の支援策としてどこかの企業が仕掛けてるのかなと思ったりします。
ゆのかで湯治される方、こういうのもいいですよ~。是非試してみて。
餃子の365日 倉吉打吹店
住所:鳥取県倉吉市住吉町74-1 エスマート打吹店敷地内
営業時間:24時間営業
URL:https://gyoza-365.com/