山形、福島の秋の食材で自炊。
山形の山奥の秘湯でどう自炊をしたかというと、
今回は福島駅前で食材を調達しました。
旅行に来たからには名物を食べたいっていうのが世の常。
でも旅館ご飯は豪華すぎる。
なので地元の食材を扱っているお店を探して自分でご飯作ります。
そうすると自炊でも旅行気分が充分満喫できるのです。
秋なのでキノコいっぱい。
幸い関東と違い探さなくてもすぐに見つかります。
探すポイントは駅前に商店街があったら商店街を歩いてみること。
地元農家から直接おろされた小さい商店があったりします。
ものすごいでかいごぼうとか小さいにんじんとか、
出荷するには不ぞろいで流通に乗らないものが格安で手に入ることも!
また地元で展開しているスーパーもねらい目。
全国チェーンとの差別化を図るためか、地元に特化した商品の取り扱いが豊富です。
今回見つけたのは福島駅東口の駅前通りをワンブロックほど歩いたところにあったビル。
小さな広場がある一つ手前です。
1階に地元産の野菜を格安で販売している店が入っていました。
秋だから目的はきのこ。
なめこやシメジなど定番のものは大袋入りで大安売りしてました。
関東では滅多にみない大きく開いたナメコと変わったところでくりたけを購入。
そして最近健康食材として流行っているらしい秋のタケノコ?マコモタケ。
あとはつるむらさき、サトイモ、いんげん、枝豆など適当に。
つるむらさき50円。枝豆は100円。他もめちゃめちゃ安い。
肉は牛肉と豚肉の切り落としをスーパーで購入。
メインはきのこと野菜です。冷蔵庫がないのでちょうどいいのです。
滑川温泉自体も山の中にあるのでハイキングがてらキノコくらいは見つけられるかもしれませんが、
そこはそれ、素人は簡単に手を出さない方がよろしいかと・・・。
1日目の夕食:きのこ汁、インゲンの胡麻和え(あえてないけど)、ゆで枝豆。
きのこ汁、インゲンの胡麻和え(和えてないけど)、
ゆで枝豆。 ご飯(レトルト)、納豆
枝付きの枝豆が100円だったので買って茹でた。
きのこ汁はナメコとくりたけ、まこもたけと豚肉。
ご飯は1杯単位で宿で購入も可能です。
2日目の昼食:和風キノコパスタ
豚肉ときのこの和風パスタ 。
くりたけとまこもたけを入れた醤油ベースのパスタ。
ニンニクと唐辛子を効かせたので宿中ににおいが充満してしまい、
レトルトのカレーを温めていた家族連れに
「おいしそうなにおいですね」なんて言われてしまった。
すいません。におわせて。
スパゲティは自宅から使う分だけ持ってきた。
2日目の夕食:山形名物芋煮、ツルムラサキのおひたし、納豆
山形名物の芋煮、つるむらさきのおひたし、枝豆。
芋煮は山形出身の知人に教えて貰ったのですが、
本当はだしは鰹と干し椎茸ということです。
干し椎茸は省きました。
旅先なので里芋と牛肉さえあればよしとする。
おやつ:福島、山形の手作りおやつを買い食い。
おやつも素朴菓子が中心です。
福島駅近くで見つけた郷土菓子を扱う小さな店で
しそっぱ巻きとみそぱんを購入。
しそっぱ巻きは、ごまやクルミ、砂糖などで和えたみそを
大葉で巻いて油で揚げたもので、お茶請けやつまみによい。
みそぱんは蒸しパン生地にみそを練り込んだものです。
こんなモノをつまみながら本を読んだり温泉に浸かったりしてだらけます。
と、2泊だったので食事の回数がそう多いわけでもなく、こんな感じでした。
朝は食べないので早起きをする必要はないのですが、
自炊部は壁が薄いので周りが起きるから早く目が覚めちゃいました。
特に、周りに食事を頼んだ人がいると、「おはようございます~」って宿の人が
ご機嫌伺いにくるので、その声でもうきっぱり目が覚めます。
(その前に、障子なので明るくなって目がさめるかもしれない。)
ところで、料理に使った調味料は自宅から少しずつ持ってきました。
ペットボトルや100円ショップで売っているジッパーつきの小分け袋を活用します。
宿ではカップラーメンや缶詰は売ってるけど食材は売ってないです。
お酒も取扱商品が少ないので、いっぱい呑む人は持ち込み必須です。
車だったらクーラーボックスもお酒も持ち込むのはへっちゃらでしょうけども、
電車でがたごと来る人は食材の量などきっちり計算してきてくださいね。
残ったときに困るから。(捨てるのはもったいない。持ち帰るのはじゃま。)