寺泊のつわぶき温泉住吉屋。サウナで起死回生狙うもサービスは微妙。
カニが食べたい!という家族の言で日本海側にズワイガニを食べに行ってきました。
関西圏の人だと城崎温泉なんかが行きやすいのでしょうけど、関東圏としては行きやすいのは新潟です。
冬はこの季節カニが出るのは当たり前のようで、寺泊の港近くのつわぶき温泉に行ってきました。
食事を売りにしているようで、食事はおいしかった。(特に新潟なんで米がうまい!)
そして、古い旅館を改装して、新たにサウナをオープンしたとかで、昨今のサウナブームにあやかって、サウナ好きを取り込もうと頑張っているのはわかるのですが、わかるんだけど、ちょっとサービスが空回りしている宿だったなぁ。
フロントにいたと男性、きっと跡取りなんじゃないかなと思うんだけど、サービス業苦手なんじゃないかなと思いました。
距離感の取り方がいちいち微妙すぎて、自分の段取りから外れることを言われると戸惑っちゃうみたいで、質問しても無視されたり(おそらく本人は無視しているつもりはない)、聞いた質問に微妙にずれた返しをしたり(言葉の裏を読めない)、まあ、いろいろありました。
政府の旅行支援も使えたし、料理はおいしかったんで、金額を考えたらまあよいのですが、こう、え?っていうことが何度かあって、まあ、この先立て直し、大変だろうなーと思って見てました。ま、紅ズワイガニを堪能したんで、よしとします。
新規オープンしたサウナからスタート。ニキビ治りました。
2023年の2月から個室サウナがオープンした住吉屋さん。今回はオープン記念でサウナがついていました。
完全個室のサウナが2時間ついていて、宿のHPでは水着をもってこいと書いてあったらしいのですが、行ってみたら館内着もバスタオルも何もかもついていて、手ぶらで大丈夫だったという・・・。だったら先に案内して欲しい。
実はチェックインがギリギリになっちゃって、サウナの予約時間にチェックインになっちゃって、後でサウナに案内しますって言われたんだけど、部屋に入ってすぐに「サウナに案内・・・」とか部屋に言いにこられてちょっと荷物置いたばかりで何?って感じだったんです。
結局、鍵だけもらって「後で自分たちで行きます」ってゆったのですが、荷物置いて、浴衣に着替えて、さあ行こう!と思ったら、部屋の外にフロントにいたお兄ちゃんが待機していてすげー怖かった。
言い忘れたことがあったので伝えたかっただけみたいなんだけど、その内容がフロントでチェックインの時に言えばよくね?っていう内容で(実はは隣でチェックインしている人は別の係の方に言われていた。)、にいちゃんは、サウナに案内するときに言うつもりで黙っていたらしいんですね。
それを我々が「自分たちで行くからいいよ」って案内を断っちゃったんで、自分の段取りにない対応をされたからパニクったようでして。だけど、部屋の外にいたのを見たときはちょっとびびりましたね~。
その後もまあいろいろあったけど、余り言うのもなんなのではしょります。
サウナに行くまでの廊下です。別館につながる廊下の途中にサウナ小屋を新しく作ったようです。
作りから察するに、二つ別々の旅館だったのを買い取って統合したのでは?という感じがする。この旅館の駐車場の山側に廊下がつーーっと繋がっていたからです。
海が見えるサウナっていう売りでしたがサウナから海が見えるのではなく、外のバルコニーから海が見える作りで、汗をかいた後の外気浴をするスペースから海が見える作りでした。(使いませんでしたが。)
完全個室で脱衣場、風呂場も完全個室だったので、スマホを持ち込めました。
部屋にとりにもどって写真を撮りましたよ。内鍵がかけられました。
私は休憩スペースは共有だと思っていたのです。水着がいるとかあったし。
完全別で、サウナ室にテレビとかなくて、ヒマだったので、ワイヤレススピーカーを持って来ればよかったです。
サウナ室はこんな感じです。二人~4人くらい。家族だったら4人入っても気にならない。コロナ禍でなければ仲間内で4人も問題にされない感じ。(上段にだけマットが引いてあったので、2人としていたのかもしれません。)
こういうの普段使ってるの。
旅行先の海辺の宿で使ったり、家でお風呂で音楽流したりして。
サウナが2時間だったので、出たり入ったりして2時間ほとんどフルに使わせてもらいました。
それで翌朝気づいたんだけど、最近出来てしまっていたニキビ(吹き出物か)が引いていたんですよ。
やっぱ汗かくのって体にいいんだなーって思ってビックリした。
温泉行くとサウナははしょっちゃうことがあるんだけど、やっぱりこれからは入ろうかなと思いました。
ホテルの温泉は洗い場とお風呂だけで、お風呂もそれほど広くはないので、起死回生でサウナをつくったのかなって思いました。フロントからすぐにエレベーターで上がれなかったり、エレベーターを降りた後も階段を数段降りないといけなかったりと、ちょっと年寄りには優しくない作りだなーって思うので、足が悪かったりする人は事前に伝えておいたほうがよいですよ。
肝心の紅ズワイガニのお食事です。
肝心の紅ズワイガニの食事です。蟹と刺身の舟盛りがでーんと左右に鎮座します。
このほかに焼き物(マコガレイの塩焼き)と揚げ物(天ぷら)とデザートがつきました。
旅館の食事ってほんとに食べきれない位に出るので、もう少し少なくてもいいくらいですが、それに加えて蟹がね。一人いっぱい(一杯)出ますからね。
近くの寺泊漁港の市場では、ゆでたての蟹をトロ箱売りしていて、みんなたくさん買って帰っていました。
ご家庭で食べる場合も一人いっぱい食べるんだろうな。(安かったし。)
蟹ってね、食べるのめんどくさいじゃないですか。剥くのすごく嫌い。
だから、最初に黙々と蟹の殻をむいてむいて剥きまくって甲羅に貯めました。
そのあと、蟹酢に付けていっき食いです。
そして朝食。ブッフェじゃなくて普通の旅館の朝食でした。
朝食は旅館のいわゆる朝食っていう感じで、ご飯が美味しく食べられるおかずがずらり。
ご飯はおひつで持ってきてくれるんだけど、「お客様にお願いしてもよろしいですか?」とか言いながら、茶碗と反対側におひつを置いていって、すげービックリした。逆!!
そして、見てると必ず女性の側に置くんだよね。ご飯をよそうのは女の役目なの?!
(これは女が複数いた場合どうしていたのかとても気になる。)
まあ女に給仕を頼むというのは、年を取った男性にやらせたら怒るかもしれないからわからないでもないけど(それでも私は腹が立ったが)、茶碗としゃもじを置いている反対におひつを置くというのは、どうかと思いました。だって、茶碗かおひつをお客さんが移動しないといけないじゃないですか。変でしょ!
たぶん、教育を受けた仲居さんがいなくなっちゃったんだろうなと思います。
フロントもいろいろ「えー?」っていう対応がいくつかあって、ちょっとイライラしてたんだけど(それこそビジホのフロントの方がよっぽどちゃんとしてる)、最後の朝食の給仕がダメ押しだったなー。
そのおひつのおばちゃん、裏で違う従業員の方と揉めてたんで、多分いろいろダメな人だったんだと思う。コロナ禍でサービス人員減らしちゃった余波のような気がしますが、ちょっと前途多難な雰囲気の宿でしたね~。
でも、高くないし、蟹は食べれたし、改装して部屋も綺麗だし、それなりです。
部屋の写真出すの忘れてた。洋室でした。ベッドが二つ入っていて狭くなっています。
部屋の奥がおそらく昔クローゼットか押し入れか何かだったと思われるんですが、そこを改装してドレッサー風にしてありました。鏡とドライヤーが置いてあったけど、コンセントがないので使えなかった・・・。
そもそも部屋のコンセントの数が異様に少なくて、テレビの周りのテーブルタップから電源を取るしかなく、立ってドライヤー使いましたよ・・・。
部屋に全然コンセントがないってことは、たぶんベッドの後ろの壁にあるんじゃないかな。
ちゃんと考えて改装してます???って感じだった。
料理は美味しいし、サウナも使えてリフレッシュできます。部屋も改装していて綺麗です。
でもサービスの質が微妙で、これから大変だろなーっていう感じの宿でした。
寺泊に蟹を食べに行く際にはご参考になさってくださいませ。