松川温泉峡雲荘で自炊。台所が道具も含めてピカピカで使いやすい。
松川温泉峡雲荘は余りおおっぴらに湯治部をアピールしていませんが、食事なしで素泊まりできる自炊部が残っています。
ロビーを抜け、お風呂場を通り過ぎたその先にアルミサッシの扉があり、「ここからは宿泊者以外は立ち入り禁止」と張り紙が貼ってありまして、渡り廊下を抜けたさらにその先に湯治部の宿泊棟があるのです。
湯治部は旅館部よりも部屋数が少ないのですが、登山やスキー、温泉を純粋に目的としていて、豪華な食事が不要な人や湯治療養で長居したい人には大変重宝されています。
私のように食事の時間や仲居さんの出入りなどを気にせずに気楽に過ごせるのが好きな人にもオススメ。
ただし、食事がつかないので、自分で自分の食事を準備しなければなりません。
松川温泉の場合、周りに食事処もなければコンビニもないので、事前にきちんと準備しないと飢える。
夏であれば、八幡平リゾート付近まで車で下ればレストランで食事もできますが、真冬は雪に埋もれてそんな気分も萎えますので要注意です。
ちなみにお昼ご飯であれば松川温泉で頼めるので、お昼に2食頼んで夜まで冷蔵庫で保存しとくのはアリかもしれません。(電子レンジでチンはできるよ。)
我々は今回は荷物を減らすために事前にできるだけ送りましたが、それでもお酒は足りなくてかなり宿で買い足しました。食材は充分だったけど、お酒の準備を抜かった感じ。
それでもうまい具合に盛岡で調達した生ものを使い切って、大満足&身軽に帰宅。
車で来ていたご家族は炊飯器まで持ち込んでご飯炊いてたりして、なかなかの強者でした。
(うちはいつものごとく、レンジでチンするご飯。)
松川温泉の湯治部の台所事情
松川温泉の自炊部の炊事場です。小型の冷蔵庫が3台、ガスコンロが2台、電子レンジも鍋も食器も一通りそろっています。
コンロの魚焼きグリルも全く魚臭さなど残ってなく、いちど従業員さんがやかんの底をピカピカに磨いていたのをみて、ちょっと感心しました。
本格的な料理をする人も少なかったけど、それにしても綺麗に掃除されています。
これまでいろんな湯治場いったけど、フライパンは大抵コーティングが剥げてヨレヨレだし、焦げ付きものこっていたけど、ここは一番使いやすかったですね。
今回、鍋やフライパンは自宅から送りませんでしたが、正解でした。
初日は簡単に業務スーパーの麻婆豆腐丼
初日は豆腐と葱、業務スーパーの麻婆豆腐の素を使って簡単に麻婆豆腐丼。
ごはんも今回は業務スーパーのパックご飯です。サトウのご飯やテーブルマークよりも安いんだって。
葱を刻んで豆腐を切って、麻婆の素を入れて一煮立ちでできあがり。
ほんとは豆腐をゆでた方がよいんだけど、それも省きました。
クツクツと温めている間にご飯をレンジでチンすればはいできあがりです。
業務スーパーのレトルトの素はいくつかストックしておいて、その場に応じて使うのに便利です。いや、もちろん、丸美屋でもなんでもいいんですけど。
業スーといえば、翌日の昼も手抜きメニューでカルボナーラ
そして、翌日はパスタゆでてカルボナーラにしました。
このときは何にも具を足さず、そのままレトルトソースのみで。
前日に福田パンでコッペパンを買っていたので、パンとこれを組み合わせて食べました。
ソースが2~3人前に対し、パスタが1人前だったのでちょっとソースが余りがちでしたが、温泉はいってゴロゴロしているだけなのにパスタ2人前は多いなーと思ったのと、パンを美味しいうちに食べたかったから。炭水化物祭でしたね。