2023.01.03 2023.01.09

松川温泉峡雲荘で自炊で湯治！

asagiri-mami

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松川温泉は盛岡駅から路線バスで約2時間ほどの山間にある秘境の温泉。
そのバスの終着地にあるのが峡雲荘です。

通常期は路線バスが上っていけるのですが、冬期は雪に負けて上れません。
八幡平マウンテンホテルまでが普通の路線バスの終点で、そこから御年55歳（2023年1月現在）のボンネットバスに乗り換えて雪山を登って行きます。

古くから秘境の宿として温泉好きに親しまれており、このあたりの秘境の温泉と同じく、混浴の文化も守っている宿です。
営業形態は食事付きの旅館が主としていますが、実は昔ながらの自炊棟も残っており、食材を持ち込んで自炊しながら長期滞在も可能です。
湯治部は知る人ぞ知る感じで、あまりおおっぴらに宣伝はしておらず、繁忙期は一部従業員の宿泊部屋にもなっていました。
食材は全く扱っていないので、自炊でのんびり過ごしたい場合は、必ず麓で調達してから上がるべし！
近くに商店なども全くないので、飢えますよ！
※ただし、昼食だけは旅館で頼むことができます。

松川温泉峡雲荘の部屋はこんな感じ

松川温泉峡雲荘の自炊棟の部屋　シンプルだけどオンドルが効いて温かい。

松川温泉峡雲荘の自炊棟の部屋です。年末年始の予約を開始してからすぐに電話したからか、10畳くらいの使いやすい部屋を確保してくれていました。
カーペットの下はオンドルで、外はマイナス極寒の世界なのに部屋の中は暑いくらい。
二重窓の内側を少し開けると、気持ち隙間風が入ってくるので、その冷気で温度調節をしていました。
夜間はかなり冷え込むので、このオンドルの温かさがありがたかったです。
八幡平近辺の宿は、この温泉を利用した暖房設備が定番になっていますね。

松川温泉峡雲荘の自炊棟の廊下。シンプルな作り。

共有スペースは木のぬくもりを感じられる温かな空間

峡雲荘のロビー。旅館棟、自炊棟共通なので売店も自由に出入りできる。

峡雲荘の玄関は旅館棟、自炊棟共有になので、売店もロビーも気兼ねなく利用できます。
昼間はひっきりなしに日帰り入浴のお客さんが出入りしていて、人が途切れることがありません。
売店にはお酒やおつまみ、アイスクリームのほか、お土産がちょっとあるくらい。
食材という食材は全くおいてないので、事前購入は必須です。
（近所に買い物できるお店もまったくありません。）

長期滞在する人で、自力で山を下りられない人に限って有料で買い出しすると案内に書いてありますが、基本は持ちこみと考えるべし。
ただし、お酒は宿の在庫が切れるタイミングで酒屋さんに配達を頼んでいるようなので、そのついでに一升瓶を注文するとか、銘柄を指定して届けて貰ったりはできる気がする。（売店には４合瓶しかおいてないんで。）

松川温泉峡雲荘のロビー。待ち合わせなどに使えます。

ロビーの共有スペースはこんな感じ。
お風呂上がりにここで休憩しながら待ち合わせをしている人が多いです。
私は時々、wifi捕まえにここに来ておりました。（自炊棟にはwifiありません。）

松川温泉峡雲荘の新館の廊下

新館の廊下はこんな感じ。自炊棟の素っ気ない壁と全然違いますね。
ロビーの上にも宿泊者向けの共有スペースがあるため、時々使わせてもらいました。
皆さん部屋でのんびり過ごされるので、あまり共有スペースを使う人はいなくて、
絵本とかがあるので、お子さんが一人で読書してたり、そのくらいだったなぁ。

テザリングだとかなり容量くうので、データダウンロードとかの時だけ利用させて貰いましたが、おそらく湯治部に宿泊する方はあまりおおっぴらに使うのは、NGなんじゃないかなぁと思います。だから時々、人がいないときにほんのちょっとの時間使わせて貰っておりました。
次回行くときはデュアルSIMの設定して、期間限定のSIM契約してから行くことにする。
（余りに年末年始、テレビがつまんなかったので、動画配信見たかったな～。と。）