湯治宿でつまんだ三朝温泉や鳥取の名産品。長芋かまぼことか面白いよ。
三朝温泉では自炊で湯治できる素泊まりの宿「ゆのか」さんに宿泊しました。
好きな時間に好きな様にお風呂に入れるし、岩盤浴があるし、台所は充実しているし、我が家の様に過ごせる居心地のよい宿です。
(コロナの影響でカフェが営業しておらず、食事を頼むことは一切できないので、自炊したくない人は外で食べる必要あり。)
自炊の宿に行くといつも必ず地元の食材を探して調理したり、地元のお菓子を買ったりするのですが、その中の一部を紹介。全部紹介するとしつこい感じだから。(と言い訳する。)
三朝の固有種の大豆を使った納豆となんと大豆のどらやき
旅行に行くといつでも必ず買うのが地元のお豆腐屋さんの作ったお豆腐と地元の納豆。
三朝の場合、三朝神倉大豆という地元の大豆を使った納豆や豆腐があります。
大豆の粒が大きくて、豆のうまみを感じられる美味しい納豆です。豆腐は湯豆腐にした。
(パッケージの写真は残ってないけど、湯豆腐の記事はこれ。)
そして、神のつぶ納豆は、最初は定価で買ったんだけど、違うスーパーで半額のを見つけて追加で買っちゃったよ。
納豆は賞味期限過ぎても全然食べれるんで問題なしなのだ。
三朝神倉大豆は普通の大豆よりも大豆イソフラボンがたくさん含まれているそうで、健康にもよいのです。
三朝町でしか栽培されていない地大豆「三朝神倉」を使って作った餡が挟まったどらやき。
小豆のどら焼きよりもさっぱりとした味わいで、豆まめしくなとも不思議な食感です。
甘い物を食べてもこれならあまり罪悪感がないかも。
「三朝神倉大豆」は、神倉(かんのくら)という地域で古くから栽培されてきた大豆です。
生産数が少ないのもあるのか、あまりこのどら焼きお目にかかれませんでした。
たまたま倉吉のスーパーに降りたときに見つけましたが、「後で買おう」と思っても見つからないので、見つけたら買ってみて。
旅館のお土産物屋で頼める場合もありますけど。
長芋をかまぼこに入れる大胆さ。長芋かまぼこ。
鳥取県は日本海に面していることから、海の幸もいろいろあります。
そして、とれた海の幸を加工した練り物も関東とは違ったものが楽しめる。
昔、B1グランプリで豆腐ちくわとか出してましたが、それよりこっちの方がインパクトあります。
縦半分に切った長芋をそのまんま練り物で包んで作ったかまぼこです。
長芋も半分に割ればかまぼこと同じ形だから板の上で整形できるよね~(というか、同じように板の上で整形して作るのか?)
プリッとしたかまぼこの食感にシャキッとした長いもの食感が合わさって二度おいしい。
おでんの練り物も中にゴボウとか入っていますけど、もっとずっと生っぽいので、長芋が生きてます。
で、丸のままの長いもかまぼこもよいんですが~、切れ端を集めたパックを買っちゃいました。
お土産物ではなくてご自宅用(温泉宿ですが)なのでこれで十分です。
焼いたものと蒸しただけのものの2種類売っていたはずです。焼いた方を買ったよ。
タキナの塩漬けは塩出しして食べる。ミズです。
倉吉市内の八百屋でタキナの塩漬なるものを見つけて、購入してみました。
そしたら八百屋のおばちゃんに「調理の仕方わかるの?」と話しかけられ、塩抜きしてから煮なさいということと、煮すぎると堅くなるから煮すぎるなと言われました。
部屋に戻ってネットで調べたら、日本海ではタキナといいますが、東北では「ミズ」と呼ばれる山菜で、初夏の東北の旅で食べたことありましたね。
塩出しを半日しても全然塩が抜けてなくて、やり直したりして食べるまで結構時間かかりましたが、炒め煮にして食べました~。
その地方ならではの食材を買って楽しめるのが自炊のできる宿に泊まる醍醐味です。
ぶらぶら散歩しているといろんなお店を見つけられるので、探してみて。