大沢温泉 [岩手県]

大沢温泉自炊部の部屋の居心地は、どの部屋になるかで変わる。

大沢温泉自炊部湯治屋

思えば大沢温泉はゴールデンウィークに来ることが多いです。
ゴールデンウィークに長い連休にしにくい年、例えば休日が飛んでいるとか、仕事が忙しくて連休にしにくいときに、「4泊くらいで泊まれないかな~」と予約を入れる。
だから、周りの風景がいつも大体同じです。雪深い冬とか真夏とか来てないから。
今回は遅咲きの桜がまだ微妙に残っているシーズンで、ちょっと歩けば道ばたに蕗が生えていて、そういえば以前は母が山の中に分け入って蕗を採っていたなーなんて思い出す。

タイミングによっては夜は冷え込むけど、ストーブまではいらない。そのくらいの季節です。

2021年4月末の大沢温泉の桜2021年4月末の大沢温泉の桜

部屋に冷蔵庫があるなんて。あれ?あったんだっけ?

大沢温泉自炊部の冷蔵庫大沢温泉自炊部の冷蔵庫

今回あてがってもらえたのは中館2階のお部屋です。確か202だか203だったはず。
共同の炊事場入り口のすぐ脇の階段を上がった目の前のお部屋で、調理後のおかずを運んだり、洗い物に行ったりするのに便利でした。

最近行った湯治宿は冷蔵庫自体がなかったり、あっても共有の冷蔵庫で、押し入れをあけたら小さい冷蔵庫が出てきたのには驚いた。「あれ?大沢温泉って前から部屋に冷蔵庫あったっけ?」と。
自分が前に書いた記事を見ると冷蔵庫はデフォルトらしいので(笑)、これはちょっと助かりますねぇ。
というか、この宿、おそらく夏は暑くなるだろうから冷蔵庫いるだろうな。

大沢温泉中館203号室からの眺め大沢温泉中館203号室からの眺め

そしてこの部屋の最もよい利点は部屋の窓からの眺めでしょうか。
これは202だけでなく、並びの部屋がみんなそうですが、川のせせらぎが聞こえます。リバービューです。
おまけに菊水館の茅葺き屋根のレトロ具合とか、水車の音が風情あります。

かつて中館は地階から2階まで高さは違えど似たような景色が広がっていました。
しかし、現在、温泉の客層の変化もあるのか、中館の目の前の川沿いに女性専用の半露天風呂ができています。
かわべの湯です。これまではなかったです。

このかわべの湯と、お湯に行くまでの渡り廊下があるため、地階、1階の人は景色が今一つになりました。2階であれば視界にあまり入らないので気になりません。
そういえばいつかその地階の部屋に宿泊したことがあったなぁ。


 大沢温泉の名物露天風呂(混浴)

中館の2階の川側のお部屋は眺めはとてもよいのですが、あえてデメリットを上げるとすると、トイレの遠さでしょうか。
夜中に何度もトイレに行くので、そのたびに周りの部屋を気にして、そろそろと廊下を歩くのに気を遣った~。

お風呂もどのお風呂も遠かったですが、逆にお風呂に近いお部屋の人は、朝から晩まで部屋の前を歩く人の足音や振動に悩まされると思うので、それはそれでいやだろうなと。

ちなみに木造のレトロな雰囲気を臨まないのであれば、薬師の湯のあるコンクリート造りの建物「若葉荘」であれば、コンクリートなので、ギシギシと廊下を歩く人の気配もなく、自炊もできて、鍵もかかるお部屋に泊まれます。
こちらはお風呂も近ければ、トイレも近い。

でも大沢温泉は木造のレトロな雰囲気がいいと思うので、次もこっちにするかな?

大沢温泉のレトロなコンロ大沢温泉のレトロなコンロ

ちなみにこちらの10円ガス代ですが、部屋に備え付けの部屋もあります。
中館の2階は窓でしたが、上館は川側が縁側になっているので、そこにガスが備えてあるのです。(中館の1階もある部屋があった気がする。)

ガスがないお部屋では、カセットコンロを持ち込んですき焼きをやっているお客さんがいましたが、コンロがついている部屋であればカセットコンロがなくても調理ができます。
(ただし、部屋の真ん中に持ち出せません。火の元管理のためと思われる。)
洗い場まで部屋にあるわけではないので、調理場で調理をする方がいいとは思いますが、冬は部屋にあったら便利かも?