旅館部に泊まる-東北
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被災地気仙沼で泊まる。復活した大鍋屋旅館。

大鍋屋旅館 気仙沼 宮城
asagiri-mami
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大鍋屋 気仙沼 外観東日本大震災から数年が経過しました。震災直後からすぐにでも被災地に飛んでいって何かしたいと思っていた人も多いはずですが、当時はそういった観光客の受け皿になる宿泊施設が軒並み壊れ、あったとしても復興作業に取り組む工事関係者やボランティアの方の受け入れが精一杯という状態でした。
2014年現在も沿岸部はがれきこそ撤去されたものの、生活が元通りになるにはほど遠い状態。それでもなんとか観光客の受け皿も増え始め、三陸海岸を南下する旅にでました。
2泊目の気仙沼で見つけた旅館がここ大鍋屋さんです。3連休だったのでじゃらんや楽天などに掲載されている宿はいっぱいだったけど、個人経営の旅館は探したら部屋が空いておりました。
復興屋台村も近く、今の気仙沼を感じるには最適の旅館です。

大鍋屋新館 廊下
新館の2階廊下

大鍋屋さんの新館に宿泊しました。
本館は震災でかなりの被害を受けたのをご家族で手直しをされたとのこと。
廊下には震災の時の様子を写真と文章で紹介していました。
ちょうど息子さんがカメラを船に積んでいたとかで、
貴重な写真が残っていたのです。

そして以前は駐車場にしていたという新館の奥に新館を増築し、
その新館の1室に宿泊させて頂きました。
ぴっかぴかのお部屋で新築の香りがします。

大鍋屋 新館 客室
新館客室

一人旅だったので、1泊朝食付きで7500円(税込)でした。

ちなみに今回は始発で家を出て、東京駅から新幹線で八戸下車。
八戸から三陸海岸沿いに公共交通機関で降りてきました。
宮古で一泊。そして二泊目が気仙沼という行程です。
途中、電車が復旧してない区間も有り、気仙沼までが限界でしたが、逆に久しぶりに気仙沼の姿が見れてよかったです。

お食事環境

大鍋屋 朝ご飯 気仙沼旅館では夕食の提供はできないようでしたが、朝食はいただきました。少しずついろんなご飯のお供が盛られていて朝から結構豪勢です。
晩ご飯は徒歩5分くらいの復興屋台村に足を運びました。
もともと復興屋台村に行きたくて、ご飯の後に歩いて戻れる距離の宿を探していたのだけども、居心地のよい宿でしたよ。

ちなみに晩ご飯は気仙沼の珍味オンパレードで行きましたが、一人だったので食べれる量に限界があってちょっと残念。もっといろいろ食べたかったんだけど。
屋台の醍醐味といいますか、お客が少なくなってきたところで、他のお客さんとおしゃべりしたりしながら楽しめましたけどね。結構定期的に復興イベントをやっているみたいで富山や埼玉などいろんなとこから来た人が集っておりました。
今度は一人でなく誰かと一緒に来たいですね。
三陸の珍味の一つ。まんぼうをお刺身で。気仙沼。
気仙沼名物。ハーモニカの唐揚げを復興屋台村で。
気仙沼で出会った珍味。マグロの目玉のたたき。
まんぼう 酢味噌 気仙沼ハーモニカ メカジキの唐揚げマグロの目玉のぬた

おまけ:小泉進次郎復興政務官だっけ?がお客第一号。

小泉進次郎 大鍋屋 写真大鍋屋さんが震災後に再会したとき、一番最初に訪れたのが小泉進次郎議員らしい。
前に池上さんの番組であざといって言われてましたけど、この人いろんな意味でうまいよなぁ。
政治家としての能力とか力量はわかりませんけど、なんていうかそつがないですね。こないだ選挙で応援演説に偶然でくわしましたけど、人気もすごかったです。独身なのも関係あるのだろうか。(この人と結婚したら舅が小泉純一郎か・・・。)
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