松川温泉に行こう!
松川温泉郷は、八幡平国立公園の岩手県側にある温泉郷で、標高が850mほどの山の中にあります。
春の雪解けとともに登山に訪れる観光客が増えますが、雪に包まれた冬の風情もまた格別。車で15分ほど降りたところに八幡平スキーリゾートがあるため、ここのお湯に魅了されたスキー客がわざわざ腰を据える場所でもある。
宿泊施設は3つ有り、そのすべての宿が混浴の露天風呂の文化を残しており、雪が降りしきる中にも関わらず日帰り入浴に訪れる入湯客が絶えません。
松川温泉への行き方
松川温泉は岩手山と八幡平の中間の山間に位置します。
ドライブがてら自家用車で訪れる人が多い場所ですが、公共交通機関で行くことも可能です。
公共交通機関での行き方
JR盛岡駅からバスに乗車する。
盛岡駅東口3番乗り場から岩手県北バスの松川温泉行きに乗ります。
所要時間は1時間50分ほどかかり、冬期は雪で遅れがちなので注意が必要です。
時間帯により一般的な路線バスの車両だったりするので、それにあたると長時間乗車はかなりきつい。
座席が狭く、椅子が堅いので、こればっかりは運に任せるしかない。
支払いは現金または交通系ICカードのみ。
高速バスではないので長時間乗車する割に、値段はそれほど高くなく、2023年1月乗車時は盛岡-松川温泉間が1160円でした。
運賃は変わる可能性があるので、行く前に県北バスのwebサイトでご確認ください。
また、長距離を走る高速バスはほとんど西口のバスターミナルから出ていますが、
松川温泉行きは普通の路線バスなので、東口だっていうことをご留意ください。
時刻表
盛岡 → 松川温泉 | 6:54⇒ 8:51 12:12⇒14:02 13:42⇒15:30 |
---|---|
松川温泉 → 盛岡 | 9:45⇒11:29 14:45⇒16:29 16:20⇒18:09 |
冬期は路線バスが山の上まで登れないので、途中の八幡平マウンテンホテルバス亭でボンネットバスに乗り換えます。(写真)
このため、到着時間がちょっと遅れるので注意が必要です。
このボンネットバスの帰路は50分後に松川温泉を出発するので、八幡平リゾート周辺に宿泊して、日帰り入浴に来るお客さんも割といます。
JR花輪線大更駅からバスに乗車する。
前項で紹介したバスは、JR花輪線の大更駅も経由します。
秋田方面から下ってくる方や、長時間バスに揺られるのがちょっといやだなという方は、大更駅から乗車するのもありです。
詳しくは、岩手県北バスのホームページをご覧ください。
岩手県北バス:盛岡~八幡平エリア
自家用車で温泉まで行く
東北自動車道松尾八幡平ICから県道45号、212号を経由して約1時間ほどで到着。
冬なら八幡平リゾートスキー場を、夏なら松川渓谷など経由して行くのもありかも。
松川温泉に泊まる
松川温泉峡には3つの風情ある湯宿があります。私はその中の峡雲荘に宿泊しました。
日帰り入浴はどこも同じで600円です。
いずれも徒歩圏内なので、散歩がてらに歩いて、泊まってない宿を訪れるのも楽しいですよ。
猛吹雪にあって、1カ所いけなかったのが残念だったので、また行こうと思います。