福島の春の食材で自炊。
微温湯温泉は自炊をするお客さんが少なく、大きな湯治場のようにご飯を分けてくれたり、食材を購入したりすることはできません。宿の中で買えるのは飲み物くらいです。
自炊をする場合は福島市内でしっかりと滞在期間中の食材を確保して行くべし。車で行く方は買い出しに行けないこともないですが、町まで遠いのでそのつもりで準備した方が良いです。
素泊まりの宿泊だとはいえ、本格的な自炊は不要。
私の場合、地元産の食材を使い、簡単で美味しいものを
食べることに重きを置いています。
旅先でスーパーなどを覗くと見たことのないメーカーの加工品や
食材を見つけることができて、楽しいし、興味深い。
以前、福島に来たときは秋だったのでキノコ類がメインでしたが、
春はやっぱり山菜!と探したのですが、山形などに比べたら少なかったです。
これは震災後の福島県だからという事情もあるかも知れません。
うつくしまエゴまぶたを扱っている肉屋さんも事前に調べていたのに、
ゴールデンウィークだからお休み・・・。
きっと小売りがメインではないのでお客さんが来ない時期は閉めてしまうのでしょう。
全国区のスーパーではなく、ローカルスーパー2件にデパ地下、
お土産物店などを回り、福島県産の食材やおかずを2日分調達。
お総菜や駅弁を買ってお皿に盛りつけ直して食べてる人もいましたよ。
ご飯は炊くことも可能ですが、少量炊くのはめんどうなので
この際「サトウのごはん」で行くか、麺類ですませましょう。
ちなみに一番地元の食材が充実していたのはJAの直売所です。
別ページで、調達するお店の情報はまとめますね。
福島の食肉加工品で簡単に美味しい物。
うつくしまエゴマ豚は震災後に福島県産の食材を買おうと探していて知ったブランド豚。
なかなか食肉を売っているお店を見つけられなかったのですが、エスパルの中に味噌漬けを売っているお店を発見!速攻で買いました。
また、福島と言えば馬。焼き肉用の冷凍肉が格安だったのでこれも買い。
加工は会津で国産馬肉となっていたので必ずしも福島産とは限りませんが、国産だからよいのです。お得です。
そのまま食べられる加工品、簡単調理の加工品
玉こんにゃくはたれ付きで、小鍋でコロコロ転がすだけでできあがるもの。超簡単におつまみ完成です。
ラジウム玉子は飯坂温泉の名物の温泉玉子。食材を扱っているお店ならどこでも取り扱いがあります。10個入りの方が割安ですが、3個入りはたれ付きなので観光客むけ。
電車の中で上手に殻を割れればつるりとつまみに食べれちゃう。
そして応援したいのはなみえ焼きそばですね。
浪江町は原発事故の影響で立ち入りが制限されておりますが、
浪江町の人たちが町外でがんばっておられます。
なみえ焼きそばを食べられるお店は福島市内にはないけども、
チルド麺を扱っているお店はありました。
あとはもやしと肉を買えば炊事場で調理できますよ。
野菜は茹でる、煮るなど簡単調理で。
旅行に出ると野菜不足になりがちですが自炊の旅は好きなだけ食べられるのがうれしい。
茹でたり、だし醤油で煮たりしながら簡単に沢山食べます。
いか人参は最近福島の味としてテレビでも頻繁に取り上げられますが、
どのスーパーに行ってもお総菜コーナーで必ず扱いがありますので、
調理せずともそのまま食べられます。
おやつ類いろいろ
甘いお菓子は沢山ありますがしょっぱいお菓子があまりなかったのが残念でした。
薄皮饅頭やゆべし、味噌パンなどは定番品です。デパ地下で賞味期限近い割引品を買ったりしてました。すぐ食べますから。
苺は福島の農園のものでこつぶなのが割引されてたのでご購入。
お土産物やさんなどで気になるお菓子のばら売りを購入して、気に入ったらお土産にするのがおすすめです。