栃木の山奥にある湯治宿。北温泉。子連れも楽しめる。
栃木県の那須高原と言えば牧場直営のスイーツやこじゃれたペンションといった洋風のイメージが強いが、その那須の奥深くに昔ながらの和の風情を残したしっとりとした湯治宿がある。
人気を博した映画「テルマエ・ロマエ」の撮影地にも使われたことをきっかけに全国の人にも知られるところになった。
ひなびた雰囲気の古い木造建築にプールみたいなどでかい露天風呂は平成生まれの子供たちにはテーマパークのような楽しみを与えてくれそう。お湯はすっごく熱いです。
宿泊料金は江戸時代からの建物、明治時代の建物、昭和の建物と建物によって値段が異なり、古い部屋ほど値段が安くなります。
古い木造建築だからか、ストーブは部屋に備え付けられておらず、たまたま行ったときに雪が降って冷え込んで困ったので、
「ストーブってないんですか?」と念のため聞いてみると、やや間があったあと、「お風呂入れば暖まりますよ。」ですって(笑)確かにお湯がかなり熱いので、おじさんの言うとおりでしたが。
ストーブはなくてもこたつがあったので、こたつでごろごろしてました。
あくまでも湯治、温泉がメインのお宿なので、食事は普通です。
私が行ったときは鶏の唐揚げとかがメインででましたよ。
那須の食材を使った懐石料理などが出るわけではありませんので、
食事を重視する方は、そういう温泉に泊まった方がよいでしょう。
ちなみにここの名物は混浴の「天狗の湯」ですが、私はとうとう入りませんでした。
友人は夜中の3時に誰もいない時間に入りに行っていましたが、
お湯が相当熱いので、浴場内はサウナと見まがうほどに湯気がもうもうと立ちこめているため、タオルでさっと隠せば男性がいたところで気にならないかも知れません。
ただし、湯温が高いので、お湯に一気に浸かれませんからご注意を。
ひなびた温泉がお好みの方は是非どうぞ。
北温泉ホームページ:http://www.kitaonsen.com/