亀の井別荘の料理を堪能。鮮度抜群の食材をプロが料理するとこうなる。
由布岳の麓に広がる由布院温泉。金鱗湖畔にある湯布院を代表する名旅館亀の井別荘に宿泊。
亀の井別荘に宿泊するのはこれで2回目。離れの部屋に宿泊し、つかず離れずの仲居さんのサービスに感銘を受けたのが印象に残っています。
一番印象に残っているのは食事のことで、食事の内容というより、お酒とおしゃべりで食事のペースが明らかに遅い我々を見て、途中から急に料理が出てくるペースが落ちて、「あれ?もしかして、我々の食事のペースに合わせてくれてる?」と気づいて、ちょっとうれしくなった。
懐石料理も時間が経つほど羹とか揚げ物とか焼き物とか、温かい方が美味しい食事が続くからこその気遣いで、また、離れの部屋にはちょっとしたお勝手があるのですが、そこで準備をしてくれていたのが印象に残っています。
今回は全てではないですが、亀の井別荘の料理をちょっと紹介します。
部屋の様子なんかは、別の記ページで記載しております。
訪れたのがGWだったので稚鮎の天ぷらから始まり、ああ、夏が始まるなぁっていう感じ。
前菜、お作り、羹が帆立の真薯で、和牛に若竹煮、赤むつの若狭焼きと続いて、メニューになかったかき揚げそばがしっかり一人前出てきたのがちょっとビックリ。(でも食べきった。)
おそばにちょこんと添えられた上品な感じのかき揚げがホントに美味しそうで、
そこいらのおそば屋さんでは食べられないような美味しいおそば食べられるんだ。
っていうか、料理人さんってすごいなーって感心してしまった。
最後にご飯と味噌汁と香の物。そして、デザート。堪能しました。
朝食の前に小休止。初夏の気持ちいい空気の中でお散歩
翌朝はちょっと曇っていましたが、朝食の前にさっと周りを散歩してみました。
お部屋においてある宿の近隣散歩コースをぐるっと巡って、30分位だったかな。
歩いている途中でいくつか地元の人たち向けの共同浴場もいくつか見つけ、やっぱりここいらも住民用の温泉を管理しているんだなと思ったり。
観光客が行き交うとおりは賑やかですが、一本路地に入れば割と静かで、早朝と言うことを覗いても、落ち着いた雰囲気のある町でした。
そして朝食。朝食は洋食をチョイスしてみた。
最後に紹介するのは朝食です。洋食和食から選べるのでたまには洋食にしてみました。
洋食はご飯のお供が多い和朝食に比べると品数が少なく見えがちですが、彩りがとても鮮やかなのが印象的。そして、焼きたてのふわふわのパンとお手製と思われるジャムがたっぷりついてきて、新鮮な野菜サラダにポタージュスープ(写真は切ってます。)、ふわふわオムレツにソーセージと全く奇をてらわないど定番のラインナップでした。
食材がよいからおいしいんだな、これが。久しぶりに美味しい洋食たべたなーって感じ。
(我が家はこんなに朝からちゃんとした食事を食べないので、オムレツとかに縁がない。)
なんか昔は片方が洋食、片方が和食も出来た気がするんだけど、あれ?それはこの宿じゃなかったっけ?いずれにせよ、普段、ホテルブッフェとかでしかオムレツ食べないんで、バターの風味が口の中に広がるオムレツを食べたのが久しぶりで感動した。
というわけで、たったの1泊でしたが亀の井別荘に滞在してきました。
今度は違う季節にいけたらいいな。いつになるのかはわかりませんけども。
亀の井別荘に泊まりたくなったら
部屋数が少ないうえに人気の宿なのでなかなか予約が取れませんが、公式サイトや旅行会社経由で予約してみてください。数ヶ月先ならちょこっと空いてたりするので、チャレンジしてみて。