指宿では山川砂むし保養施設「砂湯里」で砂むし。

指宿の砂蒸し風呂
asagiri-mami
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山川砂むし保養施設指宿と言えば砂むし温泉。大きなホテルや公共の砂むし会館で体験するのが一般的ですが、
山川砂むし温泉は天然の砂むし場として町民に親しまれてきた場所で、海岸で砂むし温泉を体験することができます。
砂むし場のすぐ右手には開聞岳が望めるというロケーションの良さも秀逸。ホテルなどの建物内で体験するのに比べて開放感があります。
カメラを持ち込めば係のお兄さんに写真も撮ってもらえますよ。


砂むし温泉入浴砂蒸し温泉は旅館などで体験すると1050円くらいします。
この施設は施設利用料、浴衣レンタル込みで大人800円、
小学生以下450円と少しお安い値段設定。
ただし、温泉街からは離れていますので、レンタカーなど車で移動できる人でないと行きにくいです。
指宿市の南部山川地区にあります。

砂むし温泉 日よけの囲いアリ
施設内の入り口で料金を払うと、脱衣所で浴衣に着替えます。
もし蒸されている状態をカメラに納めたい場合はカメラを持参。
途中にカメラを入れるための籠が準備されているので、
それに入れて海岸に出る。裸ではないのでカメラOKってことです。

砂むしというからにはすごく熱いのかと思ったのですが、
じんわりと暖かな温浴効果があるかなぁという程度。
普通のサウナのように汗がだらだらと流れることもありません。

山川砂むし保養施設の入り口から見える開聞岳それでも入浴時間の限界は15分くらいで、そのまま埋まっていると
低温やけどするのだそうですよ。

砂むしが終わると、順路に従って建物の中へ。
男女別に砂を落とすためのお湯、その先には浴室があります。
(勿論、これらも温泉です。少し潮っぽかった。)

地獄蒸し汗も砂も流してさっぱりしたら、「伏目のすめ」で蒸し卵。
別府の地獄蒸しの如く、温泉の蒸気で卵を蒸して食べられます。一つ50円でした。

伏目はここが伏目海岸だから。「すめ」は巣目と書きます。
巣目とは噴出する高温の蒸気を利用した天然の『蒸しかまど』のことだそうで、
指宿の鰻温泉の地域では公共のものの他、各家庭にもあり、蒸し卵や蒸かし芋、煮込み料理など調理に利用されるとか。(いいなぁ。)

海岸沿いにひっそりと建つこじんまりとした温泉施設ですが、
なかなかに雰囲気がよいところですよ。足がある方はぜひどうぞ。

砂むし温泉保養施設「砂湯里 ~さゆり~」

砂むしたまご
【料金】中学生以上¥800 小学生以下¥450
【営業時間】9:00~17:30(7月~9月 9:00~19:00)
【定休日】年中無休
【所在地】〒891-0516  鹿児島県指宿市山川福元3339-3
【tel】0993-35-2669

おまけ:中園久太郎商店でお土産の山川漬購入も。

鹿児島の名物山川漬を始め、鹿児島で取れた素材を使った漬物を製造販売している中園久太郎商店の本社工場並びに直売所が同じ山川地区(西大山駅前)にあります。
砂むし温泉でリフレッシュしたらお土産購入に立ち寄ってはどうでしょう?
駅構内は入場無料の無人駅ですので日本最南端の駅「西大山駅」ホームで開聞岳をバックに記念撮影なんかも楽しめます。
また、近年、指宿でマンゴーの栽培も始めたようで、手作りマンゴープリンも売ってました。私は漬物、身内はマンゴープリンに空豆ポタージュなど購入して帰りました。

西大山駅と開聞岳
日本最南端の駅西大山駅と開聞岳。ちょうど列車もいました!
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