旅館・民宿に泊まる-関東
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真田信之も湯治に来た湯宿温泉の金田屋旅館。ご飯が美味しい。

金田屋旅館
asagiri-mami
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湯宿温泉金田屋さんの夕食の一部

大河ドラマ真田丸でにわかに注目されている群馬県の沼田市。
私にとって、沼田とは、水上温泉とか新潟方面へ行くときに通過する町でしかなく、途中下車をしたことはありませんでした。
大河ドラマの影響で(生まれてこの方大河ドラマを最後まで見れたためしがないのですが、今回は今のところずっと見てます。)

その沼田に立ち寄るために近隣の温泉を探していて見つけたのが湯宿温泉。
JR沼田駅から猿ヶ京方面のバスに乗り、30分ほどかな?沼田市ではなく、みなかみ町にあります。
近くにたくみの里という観光施設があり、それを目的に行く人もおられるようです。宿泊したのは、「湯宿温泉 ゆじゅく 金田屋」さんで、これが大当たりのお宿でした。湯宿で最もご飯が美味しいことで地元の人にも評判の宿です。

湯宿温泉金田屋さんの入口

湯宿温泉は開湯から1200年もの歴史を持つ温泉場です。
かつては関東と越後を結ぶ三国街道の宿場町として栄えていました。
初代沼田城主の真田信之が関ヶ原の合戦後に疲れを癒すために訪れたことでも有名で、
今回の真田丸つながりでの宿泊地にした経緯もあったりする。

歴史が長い温泉場なので、古びた旅館を想像していましたが、
古い建物を丁寧になおして使っているようで、館内は綺麗。
部屋も現代のお客のニーズに合わせてか、鍵をつけたり、
扉を二重にしたりと、改装を重ねた経緯が見て取れます。

湯宿温泉金田屋さんの部屋

湯宿温泉のお湯は塩分を含んだナトリウム泉。
源泉の温度はもっと高いようですが、宿のお風呂は温めです。

金田屋さんとしては、「暑すぎず、温すぎず」を目指しているらしいですが、
私にはぬるく感じた(だって、39度くらいなんだもん。)
集落にいくつかある共同浴場は、湯温が熱いと注意を受けていたが、
行ってみたら地元の人ががんがん埋めていて、ちっとも熱くなく。

湯宿温泉の外湯 つぼ湯
入っているうちにだんだんと湯温が上がってきたかな?と思ったら、
「もしかしてあんた熱いから入らないの?」「そう」
なんて、親子連れが会話していたりして、
ここいらの人たちのお湯の適温は相当ぬるめなのだなとしみじみ感じた。

福島とか行くとものすごい熱い源泉そのままのお湯に入り、
「休日は観光客が埋めちゃうからカルキ臭くって」
なんておばちゃん達の会話を聞きながら、
あっつあつのお湯にがんばって入っていたりしたので、
お湯の温度もご当地の流儀というか、好みがあるのだなぁと興味深かったです。

ところで、関係ないですが、私が宿泊した時にアルバイトなのか
社員なのかはわかりませんが、若い女の子が一人働いていて、
この子の天然ッぷりがかわいくてしょうがなかった。

質問したことに対する答えがいちいちずれているのだけども、
もう彼女だからこそ許されるというか、山口もえみたいだった。
(男だったら、そしてサラリーマンだったら、会社で上司に怒鳴られる毎日を送りそうだ。)

湯宿金田屋公式サイト http://www.yujuku-kanetaya.com/


野菜がたっぷり、地元食材をふんだんに使った大ごちそう。

湯宿温泉金田屋さんの夕食の一部
ネットの口コミでも、地元の人と話しても、「あそこはメシが美味い」と評判だった金田屋さん。
地元の食材をふんだんに使い、見た目も鮮やかに仕上げてあって、食べでがあります。
上州牛のステーキなどを追加注文している人もいましたが、通常の量でもお腹がはち切れそうなくらいに
おかずが並ぶので、よっぽど大食漢でないと食べきれません。

また日本旅館と言えば、夕食のデザートは季節のフルーツなのが一般的ですが、
出てきたのはこんにゃくゼリーの塩ヨーグルト添え。
さっぱりとしていて、口直しに最適で大変美味しかった。塩ヨーグルトも地元の名産なのですよ。

朝は朝でご飯の他におかゆがあったり、食後に珈琲をサービスしていたり、
恐らくオーナーでしょうけど、お客さんをもてなすのが大好きといった風情の宿のおじさんも好感が持てました。
お部屋は豪華ではないし、大きな旅館のように大露天風呂があったりしませんが、
ご飯が美味しくて、もてなしがあったかい。リピーターが多いのも頷ける宿です。


蒸し野菜野菜の炊き合わせ地元の魚の刺身鮎の焼き物さらに盛った鮎鰻の柳川鍋こんにゃくゼリーとヨーグルト盛りだくさんの朝食

温泉街の外れにある和菓子屋さんで土産を物色。

塩ヨーグルト 生クリームどらやき 大阪屋 湯宿温泉
湯宿温泉の入口近くの道路沿いにある和菓子屋さん。
大阪屋さんといいますが、そこの生クリームどら焼きです。
いろんな種類があるけど、せっかく湯宿に来たのだから
名物の塩ヨーグルト味はどうでしょうか。
ほんのりとした塩気とヨーグルトの酸味、あんこの甘みが
混ざり合って、適度なバランスです。

宿に頼んでおけば、チェックアウトの時にお土産に持ち帰れますが、
徒歩でも10分くらいなので、テクテク買い物に行くのもいいですよ。
私は、路線バスの待ち時間に買い物にゆきました。

大阪屋菓子店

群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2272-52
TEL.0278-64-0601
営業時間:8:30‐18:00 木曜休

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