微温湯温泉・旅館二階堂で 自炊で湯治。

微温湯温泉二階堂明治初期の茅葺き屋根の建物 微温湯温泉二階堂は山の上の一軒宿。周囲に民家はなく、道路はまさにこの温泉のために引かれたかのようにこの温泉で行き止まります。山の中にひっそりとたたずむ3棟の建屋と名前の通りぬるい湯が特徴です。
明治初期のカヤ葺きの建物から大正初期の建物と、レトロな外観をしていますが、内装は少しずつ手直ししながら大事に使っているのが見て取れる。
障子紙一つで部屋を隔てるスタイルは近代建築しか知らない若者にはカルチャーショックが大きそう。

微温湯温泉二階堂 玄関
微温湯温泉二階堂 廊下
微温湯温泉二階堂 客室
微温湯温泉二階堂 2階廊下
微温湯温泉二階堂 お風呂へ続く渡り廊下
こちらの温泉は周りに民家が全くない山奥にあるため、
近くに商店などは何もありません。
また旅館の規模もそれほど大きくはないため、
自炊設備はありますが、自炊をする人の人数は多くはありません。

1泊2食付きで11,000円~、素泊り4,500円~。

自炊をする湯治客がメインの宿は部屋代がもう少し安く、
ガス代や布団、ストーブなどの備品は別途利用料がかかりますが、
二階堂さんの場合、それらが全て込みの料金設定です。
自炊なのにタオル、バスタオル、浴衣なども含まれていました。
(歯ブラシがなかったのでお願いして頂きました。)

自炊をする人が少ないため、鍋やフライパンなどの備品も少なめ。
炊事場を使う人がかぶった場合、取り合いになりそう。

宿内で販売しているのはソフトドリンク(自販機)とビール、日本酒くらい。 お土産物も売ってないし、ちょっと甘い物が食べたいと思っても アイスとかありませんので、 自炊、食事付き問わず、お好みのおやつやお酒は持ち込むべし。

コーヒー牛乳やフルーツ牛乳は自販機で売られていますけど、
お湯がぬるいので風呂上がりにのみたい気分にはあまりなりませんが。

また建屋が古い日本家屋なので網戸がありません。
宿の周りは森ですから虫の襲来は避けられないようです。

いただいた蚊取り線香で、小さい虫は退散しましたけど、
蚊の季節は一体どうなるやら不安が残ります。
(宿のあちこちにアースジェットが備えてあったくらいです。)
エアコンもありませんでしたが、山の上なので夏も暑くならないのかな?

肝心の温泉は体温より低めの「ぬるい」お湯。
源泉温度は31.8度と温水プールの水温と同じくらいです。
春先はあまり長湯にむかない感じ。夏場は気持ちよいことでしょう。

源泉掛け流しで、温泉は湧かしていませんが、 ちゃんとあったかいお風呂も併設されているので、 交互に入れば風邪は引かないかと。

しかし、周りに何もないこんな不便な場所にありながら、
よくもこの姿を保全されていると思います。
この場所にあって、この姿であることがこの宿が人気の秘訣かな。
福島市から近い温泉は大型の温泉街が多い中、異彩を放っておりますよ。

微温湯温泉旅館二階堂

住所:福島県福島市桜本字温湯11
電話:0245-91-3173
宿泊料金 素泊り4,500円~/1泊2食付11,000円~
備考: 冬季閉鎖 11月中旬~4月下旬

タグ : 二階堂 , 微温湯温泉 , 旅館 , 湯治 , 自炊

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